「教える」ことは、究極の「学び」
みなさん こんにちは。シロクロです。
いよいよ新学期ですね。私も毎年恒例の東京医薬看専門学校 化粧品総合学科での授業が始まっています。
私の担当は1年生で化粧品検定講座という日本化粧品検定協会の1級の授業で
いかに日本化粧品検定協会1級にみんなを合格させるか?
が最大のミッションなのですが
同時に、これからこの学校で様々な角度で化粧品を学ぶ上で、その「入り口」の役割として
非常に重要な授業でもあると考えています。
いきなり難しいことをインプットしようとしても、なかなか効果的ではないので
広く浅く触れることができる化粧品検定の内容はもってこいの教材なのです。
そして、そこにこれからの役に立ちそうな情報を加えつつ
なるべく「丸暗記」にならないよう、何故そうなのか?というところも意識して取り組むようにしています。
授業を受け持つようになって6年、そのほかにもセミナー講師をすること多数。
この考えが最初からあったわけではなく、この6年もの間に行き着いた一つの答えです。
もちろん、これだけではなく、様々な気づきやその展開方法などがスキルとして身についてきたと感じています。
そう、これこそが、このブログタイトルでもある
「教える」ことは、究極の「学び」である
ということのひとつだなあと、つくづく実感するのです。
また「教えるスキル」も実際に経験することで身についていくと感じています。
「教える」うえでの超重要なスキルとして、「自分の知識や様々な情報を相手に合わせて咀嚼する力」がありますが
この力も様々な講師経験をすることでアップしているのではないかなあと自分で思ったりしています。
さらに重要なのは、「相手を知ること」です。
何故なら、相手を知らなければ、情報の咀嚼の程度がわからないですよね?
咀嚼が足りないとき、例えば、難しい内容を難しい内容のまま、ただ伝えるだけになってしまうと、
ただ情報が耳に入っていくだけで、知識として定着するのは難しくなります。
逆に咀嚼し過ぎると、「そんなことはわかってる」と言って学ぶモチベーションが上がりません。
(モチベーションって大事!)
まあ、当たり前のことなんですが、当たり前のことをするのが難しいこともあるわけで...
「自分の知識や様々な情報を咀嚼する」と簡単にいいますが、これがまた非常に厄介で
毎回どうしようかと考えたりして時間を費やしたり、実際の授業で試行錯誤を繰り返してブラッシュアップしたり...
でも!
この知識や情報を「咀嚼する」ことと「相手を知る」という取り組みをすることで
さらに「本質的な理解をする」「人を知る」「時流を知る」ことにつながるのです。
そして情報の受け取り側にとっても、知識を詰め込むよりもよっぽど「使える知識」にすることができるのです!
今回のCOSMELセミナーも現在も絶賛資料作成中ですが、
過去の情報を整理してスライドに落とすだけでも既にいろんな学びを得ています。
特にCOSMELは理系美容家かおりさんとのコラボなので
二人でいろんなアイデアやネタが出てきて勝手に我々で盛り上がっています。
おかげさまで今回のセミナーは当初考えていた定員数に達しましたが
改めて枠を増やしましたので、興味のある方は是非お申し込みください。
そして、皆さんが様々な美容情報をどう考えているのか、何を知りたいのか
是非、教えてください!
今回は、そんな気持ちMAXで臨みたいと思いますし
だからこそのこのテーマなのです。
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コスメル『60分でわかる!化粧品の ◯&✖』セミナー
そして申し込んでいただいた方々、是非、楽しみにしてください!
では!