7/20コスメルセミナーは「モイスチャー成分」を徹底解説します!

みなさん、こんにちは。
暑い日が続きますが、体調など崩されていないでしょうか?
こう暑い日が続くと外出するのも嫌になりますが
この写真にあるように、猛暑の中、国会図書館に行ってきました。
(コロナもあったので、実に3年以上ぶり...)

なぜ国会図書館に行ったのかと言えば...
そう、7/20のコスメルセミナーをより充実させるためです!

なぜ、国会図書館なのか?それは今回お話しすることに関係します。
ということで、今回のセミナーの内容についてお披露目します!

そもそもタイトルを何故「モイスチャー成分」としたのか?
通常であれば、成分の説明でよくあるのは
美肌成分事典での分類で使ったように「水性成分」
もしくは「水溶性成分」などと銘打って説明することが多いのですが
「水溶性成分」だと、単に「水に溶ける」かどうかという分け方になってしまうこととなり
どこまで説明するのかも含めてとても悩ましくなってしまうのです。

というのも、例えば、食塩(塩化ナトリウム)も水に溶ける「水溶性成分」です。
それと今回のセミナーで話したいと思うBGグリセリンと一緒に話すべきなのか…

そんなことをコスメルメンバーで話し合った結果、
化粧品の処方設計において重要な
「モイスチャー成分」「エモリエント成分(こちらは今後のセミナーで)」
と分けた方がよいのではないかということになりました。

さらに「モイスチャー成分」を説明する前に
生体にとっても皮膚にとっても重要であり
モイスチャー、エモリエントの目的でもある「水」について
詳しい説明をすべきではないかという結論になりました!

ということで、今回お話しすることのメインは次の通りです!

  • 「水」はどんな成分?
  • モイスチャー成分の化学構造ってどうなってる?
  • モイスチャー成分の種類と保湿効果

化粧品の成分をする上で基本の「キ」である、これら「水」と「モイスチャー成分」ですが
意外としっかり理解している人が少ないのではないでしょうか?

特に今は空前の成分ブーム、機能性成分ばかりに目がいってしまっていませんか?

化粧品をつけた瞬間から長いものは翌日まで、確かな実感を与えるこれらモイスチャー成分はとても重要。
我々開発者もこれら成分の使い分けが、愛される化粧品づくりのキモとも言えます
しっかり理解をしていただきたいと思っています!!

と強く思い、今も資料を作成中ですが、今回取り上げる成分は非常にベーシックなものなので、
ネットで調べるのには限界が...

このような状況から、アナログ時代の文献も引っ張り出すべく、国会図書館に出向いたわけです。

ということで、今回のセミナーは温故知新の精神
古いデータは50年前も前の文献を紐解き、さらに最新の情報も取り入れた渾身のセミナーができると思っています!

また、なんで日本ではBGやグリセリンが多く使われているのかなどの開発者ならではのお話や
質疑応答の時間も取っていますので、一人でも多くの方に聞いていただけると嬉しいです。

そんなセミナーの申し込みはこちらから。

皆様の多数のご参加をお待ちしております!